脳梗塞の後遺症で片麻痺がある方は、動かしやすい側の腕や肩に負担がかかりやすく、肩こりや背中の張りに悩まされることがあります。特にご高齢の方の場合は、通院そのものが負担になりやすく、「年齢的に仕方がないのかな」と我慢されているご家庭も少なくありません。

今回は、93歳で片麻痺のあるお母様のケアについてご紹介します。肩から背中にかけてのつらさが強く、夜も眠りにくい日が続いていましたが、訪問鍼灸とリハビリを継続するなかで、少しずつ変化が見られるようになりました。同じようなお悩みをお持ちの方やご家族の参考になれば幸いです。

※写真はイメージです

片麻痺があると、肩や背中に負担がたまりやすくなります

脳梗塞の後遺症による片麻痺があると、日常生活の動作はどうしても動かしやすい側に頼りがちになります。今回のお母様も、右半身に麻痺があったため、食事や着替え、起き上がりなど、さまざまな場面で左側に負担が集中していました。

その結果、左肩から背中にかけて筋肉の緊張が強くなり、慢性的なこりや張りが続いていました。こうした状態が続くと、動くのがおっくうになったり、痛みや違和感で眠りが浅くなったりと、日々の生活にも影響が出てきます。

実際に、ご自宅でできることには限りがあります。高齢の方や片麻痺のある方では、次のような理由からセルフケアの継続が難しいことも多くあります。

  • 動かしやすい側ばかり使うため、肩や背中に負担が集中しやすい
  • 自分ひとりでは、十分にストレッチや運動を行いにくい
  • 筋肉や関節がこわばりやすく、動かし始めに痛みが出やすい
  • 血流が低下しやすく、こりや張りが長引きやすい
  • 通院の負担が大きく、継続的なケアにつながりにくい

ご本人が頑張ろうと思っていても、身体の状態や生活環境によって、思うように続けられないことは少なくありません。

通院リハビリだけでは補いきれないこともあります

病院や施設でリハビリを受けていても、それだけですべての不調に対応するのが難しい場合があります。特に、ご高齢で片麻痺のある方にとっては、通院の準備や移動、ご家族の付き添いも大きな負担です。

また、リハビリの時間は限られているため、日常生活のなかで生じる肩や背中の張り、夜間のつらさまで十分にケアしきれないこともあります。今回のお母様も、日中よりも夜になると痛みや不快感が強まり、寝つきにくい日が続いていました。

眠れない状態が続くと、ご本人の疲れが取れにくくなるだけでなく、見守るご家族にとっても心配や負担が大きくなってしまいます。だからこそ、ご自宅で無理なく受けられる継続的なケアが役立つことがあります。

ご自宅で受けられる訪問鍼灸・リハビリという選択

当院では、ご自宅や施設に伺い、お身体の状態に合わせて鍼灸・マッサージ・ストレッチ・関節可動域訓練などを組み合わせながら施術を行っています。ご本人にとって慣れた環境で受けていただけるため、移動の負担が少なく、継続しやすいのが特徴です。[公式サイト](https://www.gift-harikyu.com/)

今回のケースでは、肩まわりや肩甲骨周囲の動きを意識しながら、緊張の強い部分を丁寧にゆるめていきました。無理に強い刺激を加えるのではなく、その日の体調を見ながら、少しずつ整えていくことを大切にしました。

今回行ったケアの一例

  • 鍼灸による肩まわりへのアプローチ
    緊張が強い筋肉にやさしく働きかけ、こりや張りの軽減を目指しました。
  • 肩甲骨まわりの可動域訓練
    ご本人だけでは動かしにくい部分を、無理のない範囲で動かしながら、関節や筋肉のこわばりに対応しました。
  • 首・肩・背中のマッサージや手技
    全体の緊張をやわらげ、少しでも楽な状態で過ごしていただけるよう整えていきました。

施術を続けるなかで見られた変化

継続してケアを行うなかで、お母様から「夜、前より眠りやすくなった」というお声をいただくようになりました。肩や背中のつらさがやわらぐことで、就寝時の不快感が少しずつ軽減していったようです。

93歳というご年齢で、片麻痺もあるなかですので、急激な変化を目指すのではなく、毎日の生活が少しでも過ごしやすくなることを大切にしました。その結果として、「夜に休みやすくなった」「前より楽になった」と感じていただけたことは、ご本人にとってもご家族にとっても大きな安心につながりました。

片麻痺による肩こり・背中の張りに、訪問ケアが役立つ理由

片麻痺のある方にとって、訪問鍼灸や訪問リハビリが役立つ理由には、次のような点があります。

  1. 通院の負担が少ない
    ご自宅で受けられるため、移動や付き添いの負担を抑えながら継続しやすくなります。
  2. お身体の状態に合わせた施術ができる
    その日の体調や生活動作の様子を見ながら、必要なケアを組み立てることができます。
  3. 肩や背中のこわばりに継続的に対応しやすい
    こりや張りは一度で完全になくなるものではないため、継続的に整えていくことが大切です。
  4. 睡眠や生活のしやすさにつながることがある
    お身体のつらさが軽くなることで、休みやすさや日中の過ごしやすさにつながる場合があります。

ご家族にとっても、訪問施術にはメリットがあります

訪問でのケアは、ご本人だけでなく、ご家族の負担軽減にもつながることがあります。

  • ご本人の痛みや不快感がやわらぐことで、日々の表情や過ごし方が安定しやすい
  • 夜間のつらさが軽減すると、ご家族も安心して見守りやすい
  • 通院の送迎や付き添いの負担を減らしやすい
  • ご自宅で相談しながら進められるため、介護上の悩みも共有しやすい

当院では、患者様ご本人だけでなく、ご家族の不安やご負担にも目を向けながらサポートしていきたいと考えています。

無料相談はこちらから

「年齢のせい」とあきらめる前に、ご相談ください

ご高齢で片麻痺があると、「このつらさは仕方がない」と思われることもあります。ですが、今ある症状に対して、少しでも過ごしやすくなる方法を一緒に考えていくことはできます。

今回ご紹介したお母様も、訪問での継続的なケアを通して、夜のつらさがやわらぎ、以前より休みやすくなりました。毎日を少しでも穏やかに過ごせることは、ご本人にとっても、ご家族にとっても大切なことだと思います。

このようなお悩みがある方は、一度ご相談ください

  • 脳梗塞の後遺症で片麻痺がある
  • 肩こりや背中の張りが強く、つらそうにしている
  • 自分でストレッチや運動を続けるのが難しい
  • 通院リハビリに加えて、自宅でも継続的なケアを受けたい
  • 夜になると痛みや不快感が強くなり、眠りにくい
  • 施設入所中で、施設で受けられる施術を探している

高槻市を中心に、患者様それぞれの状態に合わせた訪問施術を行っております。まずは現在のお身体の状態やお困りごとをお聞かせください。

まずはお気軽にお問い合わせください

「うちの家族にも合うのかな」「今受けているリハビリと併用できるのかな」といったご相談も歓迎しております。お話を伺いながら、訪問鍼灸や訪問リハビリでどのようなサポートができるか、わかりやすくご案内いたします。

保険の適用についても、必要なお手続きや流れを含めて丁寧にご説明いたします。ご本人にもご家族にも、少しでも安心していただけるよう努めています。

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